2024/08/02
高崎市の税理士法人IKJです。私たちは、群馬県内で医業に従事されている開業医および勤務医の方向けに専門的的な税務支援を提供しています。医師は、日々の業務に忙殺される中で、確定申告の準備が後回しになりがちになりがちです。しかし、確定申告を適切に行うことは、不要な税負担を避け、資産を守るために非常に重要です。所得が高い医師だからこそ、しっかりと準備し、節税につなげる意識が大切です。
本記事では、確定申告で失敗しないために医師が押さえておくべきポイントを解説します。また、税理士法人IKJがどのようにサポートできるかについてもご紹介します。確定申告の基本から医師特有の注意点、そして具体的な対応策まで、ぜひご一読ください。
確定申告は、毎年1月1日から12月31日までの1年間の所得を税務署に報告し、税額を確定する手続きです。医師の場合、特に開業医は、収入が高額である一方、医療設備やスタッフの人件費、医薬品の購入費など、経費も多岐にわたるため、申告内容が複雑になります。
一方、勤務医であっても、病院以外での診療報酬や講演料、著書の印税など、給与以外の所得が発生することがあります。これらの所得を漏れなく申告し、適切に経費を計上することは、税務リスクを避けるために欠かせません。
また、確定申告を通じて控除を適切に受けることも、税負担を軽減するために重要です。医師特有の控除項目としては、医療費控除や事業所得にかかる経費計上がありますが、これらを正確に申告できていないケースが少なくありません。
確定申告において医師が陥りがちな失敗は、大きく分けて「所得の申告漏れ」「経費の過不足計上」「控除の申請漏れ」の3つです。
所得の申告漏れは、意図せず行われる場合でも、税務署からペナルティを受けるリスクがあります。特に、講演料や執筆料など、病院からの給与以外の収入を適切に申告していないケースが多く見られます。
対策としては、まずは年間を通じて得たすべての収入を整理し、漏れなく申告することが必要です。これには、収入の発生源ごとに記録を残し、確定申告の際に見直す習慣をつけることが有効です。税理士法人IKJでは、収入整理をサポートする帳簿の作成から指導いたします。
経費の計上は、医師の確定申告において最も重要な部分の一つです。過小計上は税負担が重くなり、過大計上は税務署からの指摘を受けるリスクがあります。
例えば、医療機器の購入費や学会出席にかかる交通費・宿泊費は経費として計上できますが、これらが適切に処理されていない場合があります。逆に、私的な費用を誤って経費に計上してしまうと、後で問題になることも。
対策としては、経費の性質を正しく理解し、領収書や請求書をしっかりと保管しておくことが大切です。また、経費として認められるかどうか不安な場合は、専門家に相談するのが確実です。IKJでは、医師特有の経費に詳しいスタッフが、適切な経費計上をサポートします。
医師が見逃しやすい控除の一つに「医療費控除」があります。自身や家族の医療費が一定額を超えた場合に適用されるこの控除は、所得税を減らす大きなチャンスですが、申請漏れが発生することも少なくありません。
対策としては、医療費の領収書をきちんと保管し、年末にまとめて申告することが必要です。また、その他の控除(生命保険料控除、地震保険料控除など)も漏れなく申告するために、年間を通して家計をしっかりと管理しましょう。IKJでは、控除の申請に関するアドバイスも行っておりますので、気軽にご相談ください。
医師特有の確定申告において、特に重要なポイントは以下の通りです。
開業医の場合、診療報酬は事業所得として申告し、経費を引いた後の所得に対して課税されます。これに対して、勤務医の給与所得は、源泉徴収によりすでに税金が天引きされていますが、病院以外からの所得がある場合は、確定申告でその所得を申告する必要があります。
IKJでは、診療報酬とその他の所得を適切に分離し、申告漏れがないようサポートします。
医療機器やクリニックの内装など、事業用資産を購入した場合、その費用を一度に経費として計上するのではなく、複数年にわたって減価償却費として計上する必要があります。これにより、所得を平準化し、税負担を分散することが可能です。
IKJでは、医療機器の購入や設備投資に関する減価償却の計算を代行し、適切な申告をお手伝いします。
開業医の場合、スタッフの給与や社会保険料も経費として計上できますが、これらの計算には注意が必要です。特に、家族を雇用している場合、その給与が適正であることを証明するために、他の従業員の給与とのバランスを考慮しなければなりません。
IKJでは、給与計算と社会保険料の処理を含めた総合的なサポートを提供し、適切な経費計上を確実にします。
税理士法人IKJは、医師の皆様が確定申告で失敗しないよう、以下のサポートを提供しています。
確定申告書類の作成は、税務の専門知識が求められるため、ミスなく正確に作成することが重要です。IKJでは、医師特有の収入・経費を考慮した申告書類を作成し、提出までを一貫してサポートします。
確定申告は単なる義務ではなく、適切に行うことで節税のチャンスにもなります。IKJでは、最新の税制を踏まえた節税対策を提案し、税負担の軽減をサポートします。
税務調査に対応する際、過去の申告内容が正確であるかどうかが問われます。IKJでは、申告書の作成段階から税務調査を見据えた対応を行い、万が一の調査時にもスムーズな対応ができるようサポートします。
確定申告は、医師にとって避けては通れない重要な手続きです。しかし、その複雑さから、ミスや申告漏れが発生しやすく、結果として不要な税負担やペナルティを受けるリスクがあります。税理士法人IKJは、群馬県内で医業に従事する皆様に対して、確定申告をスムーズかつ確実に行うためのサポートを提供しています。
確定申告でお困りの際は、ぜひIKJにご相談ください。皆様の安心と確実な申告をお約束いたします。